■工種:既存杭(現場造成杭)引抜工事
■使用機械:
削孔機 3点DH608 1台
相判機 クロ-ラ-クレ-ン 2台
多滑車 2台
本現場は、当社フライヤ-GS工法にて、杭引抜撤去を行いました。
まず杭明細にもあるようにφ1900 L=30mともなる杭は、1本あたり204tという重量になり、この杭を引抜くには、多滑車2台、さらに200tの相判クレ-ンを用いての引抜作業となりました。
使用ワイヤ-は、φ65mmを使用、互い違いにワイヤ-を下げては上げの繰り返しで切断長まで引抜後、ワイヤ-ソ-にて切断この作業の繰り返しで無事引抜完了に至りました。
中には、杭太りで削孔が予想以上に時間をとられまたケ-シングの先端ビットの交換にも時間を要しました。
引抜にあたっては、非常に高度な技術を要し、かつ知識、経験を活かさなければならない杭抜きの現場となり、我々も今後の造成杭の引抜に自信をあらためて深めた現場でした。