■工事場所:東京都中野区中野4丁目地区 区域1-1
■工期:平成23年1月11日~4月18日
■工事内容:既存杭引抜工事
造成杭 φ1400(軸部)φ1800(拡底部) L=12.5m 2本
造成杭 φ1400(軸部)φ2000(拡底部) L=12.5m 2本
造成杭 φ1600(軸部)φ2200(拡底部) L=12.5m 14本
造成杭 φ1800(軸部)φ2400(拡底部) L=12.5m 14本
造成杭 φ2000(軸部)φ2600(拡底部) L=12.5m 2本
造成杭 φ2200(軸部)φ2800(拡底部) L=12.5m 2本
■使用機械:
削孔機 HD608-120M(3点機) 1台
削孔機 TK750 1台
相判クレ-ン BM800HD(80tクロ-ラ) 1台
相判クレ-ン 7090-1F(90tクロ-ラ) 1台
引抜用多滑車 TH55 1台
引抜用多滑車 TR-253 1台
バックホ- 1.0㎥ 1台, 0.7㎥ 2台, 0.25㎥ 2台
当現場は、明治大学中野キャンパスの新築工事に伴う既存杭の引抜工事で、当社が直接明治大学より発注を頂き、元請として工事を完了させる現場でした。現場は、中野サンプラザを望む位置にあり中野地区開発で、当社以外で鹿島建設、大林組、戸田建設と大手ゼネコンの中に囲まれての工事で現場はもとより、周辺の連絡調整が欠かせませんでした。 工事は、最大径でφ2200(拡底部φ2800)であり専用ケ-シングを作成し引抜を行いました。
拡底部引抜にあたり、ケーシング内部のズレ防止装置の設置をし、確実な引抜を行うことが出来ました。
埋め戻しは、フライヤ-GS工法(特 6月出願中)を用いて行い、後日のボ-リングデ-タ-の結果でも全体的に、N値2~5の結果を得られ今後、大口径の引抜が増えていくなか当社では、自信を持って施工にあたることができると確信します。 この工事は、各ゼネコンの協力もあり、作業員全員が一丸となり無事故、無災害で工事を終えることができました。
関係者の皆様、協力会社の皆様には、感謝をいたします。